逆流性食道炎 胃酸の逆流症状と闘うブログ

胸焼け、胸痛、背中の痛み、胃痛、胃もたれ、吐気、耳鳴り、喉の違和感・・・これら様々な症状をもたらす「逆食」を改善するための情報を提供します。

ある日突然、「なんか胸が痛い・・・」と会社を早退して近所の内科へ。これが「逆流性食道炎」との闘いの幕開けでした。以来、必死で情報をかき集めて闘病すること約半年、今ではようやく回復し、ほぼ以前どおりの生活を送っています。

このブログでは私と同じ境遇の人たちへ、少しでも力になれるよう私自身の経験談を交えながら、これまで調べた情報や、自分なりの考えをお伝えしていきたいと思います。

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初めての胃カメラで思い知る

体験談   |   2011年12月15日

前回「もうダメか!?休日診療窓口へ」

突然の胸の痛みに襲われ、タケプロンOD15mgで胃カメラまで様子をみることになった私。いっこうに症状の改善はなく、むしろ日に日に様々な症状にバリエーションを増やしていくなか、緊張のその日は訪れた。

ちなみにこの日まで飲み続けたタケプロンというのは、PPI(プロトンポンプ阻害薬)とよばれる酸分泌抑制剤の1つで、健康保険が適用されうるPPIは、日本には3つ存在する。(4つ目が承認されたというニュースを最近見たような・・・)

タケプロン、パリエット、オメプラールの3つだ。

PPIは逆流性食道炎だけでなく、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ピロリ菌の除菌などでも処方され、市販もされていて有名なH2ブロッカーよりも強力に胃酸を抑えるとのこと。また長時間にわたり持続的に作用する。

これを服用して、もし胸痛、胸焼けなどのが治まってくるようなら、逆流性食道炎とみてほぼ間違いなし、というのが1つの診察のパターンであるらしいのだが、いっこうに軽快してこないということは別の原因も含めて考える必要があり、何にしても胃カメラを飲んでおいて損はなく、初診の時点で予約しておいて正解だった。

なお、ネットでいろいろ調べる性分の私は、胃カメラの予約を入れた直後からそれについて調べておいたのは言うまでもない。


胃カメラの準備は、前日の夜から始まる。(ちなみに、正確には上部消化管内視鏡検査と言う。)

前日の夕食は、9時までに済ませなければならない。ただし、これは病院によって若干異なるようだ。そして事前にもらっていた説明書を熟読し、誓約書に記入をする。

誓約書の内容は、要するに胃カメラを受ける際のリスクについてちゃんと説明を受け理解しました、ということだ。ただし、これも病院によってあったりなかったりするようだ。

明けて当日は完全に何も飲食してはならない絶飲食。食べることはもちろん、飲むこともダメ。空腹で大変だったが、検査は10時からだったので何とか我慢し、会社も休んでいて暇だったので少し早めに歩いて病院に向かった。

病院で受付を済ませて検査室に通され、看護師さんに誓約書を渡すと早速検査の準備が始まった。

まず2種類の薬を飲んだ。胃の中の泡を取り除く薬と、胃の中をキレイにする薬であるらしい。

次に水あめのような透明の薬を口に含む。これが喉の麻酔であるらしく、なるべく喉の奥のほうに含んでおいてくださいと言うので顔を上に向けてがんばった。次第に口全体の感覚が分からなくなり、水あめが口から垂れているのにも気づかなくなる。一度含んだ水あめをティッシュへ吐き出し、さらにこれをもう1回行なった。

さらにこの間に、右肩に注射を1本。これにより胃の動きを抑えるそうで、検査をしやすくするためだろう。

最後にプラスチックのマウスピースをくわえさせられ、それをテープで固定して準備完了。ベッドに左を下にして横たわり、先生を待った。目の前には胃カメラの機器。

看護婦さんが呼ぶとすぐに先生は現れて、いざ検査開始。診察の時とは別の若そうな先生だった。

事前にもらっていた説明書には、「先生が合図をするので、その時に胃カメラをごっくん飲み込んで下さい。そうすることで胃カメラは喉を通っていきます」的なことが書いてあったので、

 (先生、合図まだ?)

と思って緊張して待っていたら、何の合図もなくソレは入ってきた。

 (先生!)

と思ったがずいずい入っていく。かなりの苦しさ。

 (マグロになろう・・・)

胃カメラ初体験の私には、かなり過酷な検査だった。ゲップをするなと言われてもげーげー出るし、自分が鼻で呼吸をしているのか、口で呼吸をしているかも分からない。それでも必死で先生がブツブツ言っていることに耳を傾けた。

ただれ
炎症
ヘルニア少し
悪いものはない

永遠に続くかと思われた苦痛も実際には5分ほどで終了。大量のよだれと涙をティッシュでぬぐっていた私に先生が言う。

 〔医〕
 悪いものはなかったです。
 今出している薬をあと1ヶ月出しておきますから、しばらく飲み続けましょう。
 時間かかるよ。


特に後から胃カメラの映像を見ながら話をすることもなく、この日はそのまま薬を受け取って帰された。何よりその事にビックリ。

後日の診察で詳しく聞いていったところ、

食道の下部と胃に炎症があった。
食道の炎症はロサンゼルス分類で言うところのグレードA。いちばん軽い部類だ。そして胃炎もほんの少しある程度で、慢性胃炎であるらしい。
また、食道と胃のつなぎ目部分にヘルニアがあった。食道裂孔ヘルニアという。
本来であれば胃は横隔膜の下に位置するのだが、一部が横隔膜の穴(食道裂孔)の間から上に飛び出ている状態のことを言う。この状態になると、逆流弁の役割を果たす噴門が閉まりづらくなり、胃酸が食道へ逆流しやすくなる。
しかしこれもごくごく僅かなものであるらしく、胃カメラをする際に胃に空気を送り込むので、それによってヘルニアに見えることもあるらしい。とにかくヘルニアも軽度ということだ。

原因ははっきりした。
逆流性食道炎である。

不思議なのは、炎症は軽度なのに、自覚症状はそれなりに重いことだ。そして回復には薬を飲み続ける必要があり、時間がかかる。

ネットで調べていくと、数週間薬を飲み続ければ軽快するといった情報や、半年で治った、1年で治った、中にはもう何年も薬を飲み続けているがよくならないといった方もおられる。

自分の場合は、いったいどれくらい時間がかかるのか。
もしかしたら一生このまま苦しむのではないかという恐怖がじわじわと襲った。

なお、後から調べて知ったのだが、胃カメラの検査は、先生によって上手・下手がおおいにあるらしい。私を担当してくれたこの先生は、きっと後者で間違いない。

また内視鏡は、口から入れるものだけでなく、鼻から入れる経鼻内視鏡もあるしい。
さらに同じ口から入れるタイプでも太いものや細いものがあるらしく、後日聞いてみたら、この日は9mmの太いほうのヤツで、うちには5mmのもあるよと言われた・・・。

とにかく強烈なトラウマを残した胃カメラが終わった。
この後、ネットで調べていく中、事の深刻さに気づいていく。


⇒次回「前兆はあった。原因の心あたり」

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gts820

gts820

中年の普通のサラリーマン。妻1人、子1人。
困ったことがあったらネットや本でとことん調べる性分です。
若い時から毎日晩酌をし、ここ数年は健康を意識して平日は飲まないように心がけていたのですが・・・、報われずに逆流性食道炎を発症に至る。

ちなみに、逆食前後の体重を比較すると、
逆流前: 67kg
逆流後: 57kg
で、体型だけはスリムになりました♪


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